カフェインがボディメイクに与える威力
2019/11/13
こんにちは、LAMUDAトレーナーの山岸です。
カフェインは比較的身近にある栄養素で、コーヒーやお茶などから日常的に摂取している方は多いと思います。
そんな身近にあるカフェインが、実はボディメイクの効果を上げるために優秀な働きをします。
今回はそんなカフェインのボディメイクにおける作用と、デメリットについても解説をしたいと思います。
まずはトレーニングパフォーマンスの向上です。
カフェインには強心作用といって心臓のポンプ作用を強くする効果があり、血流量が増加することで酸素の供給量もおのずと上がり、よりパフォーマンスの向上が期待できます。
また筋肉内のカルシウムイオンを増やす効果があります。
カルシウムイオンは筋肉を収縮させるトリガーになりますから、筋出力も上がりやすくなります。
パフォーマンスが上がれば、それだけ筋肉に強い刺激を与えることができますから、結果的に効率的なボディメイクができるというわけですね。
さらに疲労軽減効果もあります。
トレーニングをしてくると疲労が蓄積してきます。
そうするとリラックス状態にもっていくアデノシンが分泌されますが、このアデノシンの分泌をカフェインは抑えてくれます。
つまり、トレーニングを最初から最後まで質の高いものにしてくれるというわけです。
体脂肪の減少も期待できます。
カフェインは血液中の脂肪を分解するリパーゼという酵素を活性化する効果があるようです。
つまり脂肪を効率的にエネルギーとして使用することができ、結果的に脂肪燃焼効果につながっていくと考えられます。
また、脂肪を燃やしてくれるといわれている褐色脂肪細胞を活性化する効果もあるようです。
そんな優秀なカフェインですがデメリットも存在します。
まずは胃の痛みです。
カフェインは胃酸の分泌を活性化する効果があるため、特に空腹時の摂取で胃痛を伴うことがあるようです。
続いて貧血を助長する可能性もあります。
カフェインは鉄分の吸収を阻害する効果があるようで、それに伴う鉄欠乏性貧血のおそれがあります。
貧血気味の方で、よくトレーニング中に立ちくらみやめまいがする方はカフェインの摂取は控えたほうがよいでしょう。
血圧上昇の作用もあります。
カフェインを摂取することで、神経伝達物質であるドーパミンの放出が促進されます。
すると血管の収縮作用が促されます。
トレーニング中はただでさえ血圧が上昇するため、高血圧の方は特に注意が必要です。
最後にカフェイン中毒です。
カフェインを取りすぎると痙攣や神経過敏、その他の症状が出る場合があります。
これをカフェイン中毒といいます。
これは1日に500mg以上の摂取を1週間以上摂取した場合に起きるリスクが高くなるそうです。
摂取量やタイミングですが、トレーニングパフォーマンス向上の目的で摂取したいため、トレーニングの30分~1時間前に摂取するとよいでしょう。
体重1kgあたり3mgの摂取が好ましいようです。
つまり体重80kgの方であればトレーニング前に240mgのカフェイン摂取になります。
コーヒーは約100mL当たり、40~60mg程度のカフェインを含んでいます。
もしコーヒーでカフェインを摂る場合、このカフェイン量を参考にご自身の体重から量を算出してみてください。
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